連日の新型コロナウイルスに関する報道や、行動の制限などで不安やストレスを感じておられる方々も多いのではないでしょうか。
そんな中、日本赤十字社が、新型コロナウイルス感染症から、体だけではなく、心を守り、社会を守るための、
心構えを伝える絵本アニメーションをインターネットに公開しています。
医療従事者や感染者への偏見や差別が問題となっていますが、「非難や差別の根っこに、自分の過剰な防衛本能があることに気付こう」と呼びかけています。
ウイルスへの恐怖が広がることで、人と人とが互いに傷つけあう状況を描いて、「そのような恐怖は、ウイルスよりも恐ろしいかもしれない」と警鐘を鳴らしています。
「恐怖」は誰の心にもあります。
ではその「恐怖」に飲み込まれないためにはどうしたらいいのか、そのヒントを動画にわかりやすくまとめられています。
動画を公開した日本赤十字社は「この感染症の問題の一つは、嫌悪や差別が『人』に向かっていくことだ。本当に戦わなくてはいけない相手は『ウイルス』であり、『恐怖』なので、団結し、励ましあうことにより、『恐怖』を乗り越えられると伝えたい」としています。
今の状況に不安やストレスを感じている方はぜひ一度ご覧ください。